筋肉少女帯が好き

 筋肉少女帯と出会ったのはメジャー1枚目仏陀Lだった。そのときも好ましく思ったものだが、本当に抜け出せなくなったのはおそらく猫のテブクロ。あれの「これでいいのだ」と、遠足三部作がすごく好きになった。
 猫テといえば日本印度化計画だけど、最初はそこまで来なかった。ただチェリオのCMで印度化が流れてて、そこからPVを見たらあの異様な空気でもう抜け出せぬ。

 丸尾末広とか好きだったからこのアングラ感にヒット。今思えば現在の中野のエスニックファッションもここからなのか?
 PVといえば2枚目アルバムのシスベリからのキノコパワーがヤバイ。よくあれで業界干されなかったなと思うけど、あの最初に出てくる司会っぽい人は今では演劇界の大御所だから世の中わからん。

 そして4枚目、サーカス団パノラマ島へ帰る。もうこのアルバムの完成度が高すぎてたまらん。CDを聴くと言う行為が一冊の物語を読み進めるような感覚。あのCDだけは、シャッフル再生できなかった。
 なんでビッキーホリデーとまた会えたらいいねはカラオケに入らないんだよ。おかしいだろ。詩人オウムは入ったのに。

 で、5枚目の月光虫。これはサボテンとバントラインが有名だけど、プラネタリウム人間もいい。あと悲しきダメ人間が次の断罪への布石のように置かれていて、今思うとケンヂの戦略性と、多分戦略も何もなく心から出てきたままに置いたんだろうとわかる天才さが素晴らしい。
 そして断罪。ジャケットがジョージ秋山ってのも個人的には萌えたポイント。で、どこへでも行ける切手は実は綾波レイに影響を与えた曲だから、オタクの歴史としても重要だよな。
 踊るダメ人間も好きだが、断罪で一番すきなのは、猫のおなかはバラでいっぱい。もう、何時間も聞いてられる。

 次は大車輪だけど、これはベストアルバムだからまあいいか。その次エリーゼだっけ。ちょっと熱が高まりすぎて体力が持たないので今日はこの辺にしておくよ。