仏像はすごい

 よんぴさんを描いてて思うのは、仏像のすごさ。

 よんぴさんのビジュアル的なモデルが四臂観音なのは言うまでもない。いわゆる観世音菩薩。絵的に描きやすくするために腕の位置を変えてるけど。

 で、よんぴさんを描くときに、とにかくなるべくいっぱい手が描けるようなポーズになるように心がけてるんだけど、そうするとどう描いてもすごくバランスよく描ける。

 モデルもなくいきなり六字観自在菩薩を四本腕にした人は、当然その計算されたかのような美しさを狙ってやってるわけで、そう考えるとマジですげえ。
 宗教にまつわる芸術はどれもすげえ。そんな中でも子供のときに奈良の大仏さんを見る機会がある関西人中野としては抜きん出て仏像が好きなわけだ。千年以上前にそんなすごいものを作るってことがすごいし、それを作らせた信仰心とそれを千年保存させた信仰心もすごいし、千年保存するに値する仏師もすげえ。みんなすげえ。

 上野の阿修羅は当然見に行った。

 仏像はみんな、下から見るとかっこよくなるように作ってある。中野は信仰心がないけど、仏像を見るときには膝をつく。手をあわせることはないけど、あわせたって良い。それで仏師にこのリスペクトが届くなら。

 こんな仏像への想いを表す言葉を作った。

「GJ仏!!」

 読み方はグッジョブツ。

 罰当たるかも。

 あとうごメモの話してねえ。まあいいや。よんぴさん誕生秘話ってことで。じゃあそのうちアイ子誕生秘話も描くか。秘話なんかないけど。